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​塗料について

Q水性と油性の違いは何ですか?

A.ペンキはそもそも油性です。ナフサというガソリンの生成物からできています。まずは油性で製造されます。臭気の問題、環境負荷の問題でひと手間二手間もかけて油性の玉の周りに水性のドロッとしたジェルみたいなものをコーティングしたものが水性の正体です。いわゆるエマルジョン化という現象です。

水性のメリットは臭いがしないというところですが耐久性の最終勝負は油性の方に軍配があがる様です。

Q.最近のお家は水性が多いのですか?

A.はい。昔は臭気に難がありましたが油性塗料が主流でした。近年の水性の耐久性の技術が上がったので現在は8、9割が水性です。臭気の問題をクリアするために水性塗料が出てきたのですが耐久性の面で油性よりは劣ります。

Q.以前に比べると塗料が良くなった?進化したのですか?

A.はい。30年前と比べると相当世代が変わりました。昔はアクリル(ラッカー)を使っていました。それからウレタンという耐久性の高い樹脂ができまして、それを主原料としてシリコンを少し入れてシリコン塗料ができて、少しフッソを入れてみるとフッソ塗料ができてどんどん派生していって同じ値段でも倍ぐらい耐久性の高いものができるようになりました。

Q.ラジカルはないのですか?

A.ありません。以前はラジカルでの塗装をやっておりましたが、追っかけ調査をしてみて耐久性の面でシリコンとあまり変わらないということが分かったので今は使っていません。塗料ではなく長持ちするかどうか結局は立地が大きく影響するということが分かりました。お客様に損をさせてしまうのであまり高い塗料での塗装はおすすめしません。

Q.リユースペイントを使っているから選べる色は限られますか?

A.リユースペイントを始めた当初は限られた色しかありませんでしたが現在は豊富な色が揃っています。

Q.油性は水に影響されないのですか?

A.水分子と油分子は大きさが全然違います。シーラーの染み込みに関しては油性の方が断然染み込みやすいです。例えばスーパーのチラシに水を落とすのと油を落とすのを比べてみれば油の方がより浸透します。

Q.乾くのも早くなったのですか?

A.はい。早くないと工事も進まないのでその技術が発達したとも言えます。

Q.艶感は油性、水性どちらの方がいいですか?

A.油性です。面の緻密さで変わります。例えば、ガラスとかはかなりつるっとしています。ペンキとかで塗ってもカッターで削ればぽろっと取れます。引っ掛かりがない、上に乗っているだけなので表面がつるっとしていると汚れが付きにくいということになります。そういう意味で油性はピカピカしているので汚れにくい、紫外線に対しても強い。つるつるしているとなんで強いのかというと雨や風の空気で酸化が止まります。ザラザラしていると水や空気が溜まって弾く力も弱いです。乾燥している方が長持ちします。

Q.同じ塗装を年数が経った家とそうでもない家(新しめの家)への塗装だと耐久性、耐久年数は違ってきますか?

A.はい。素地と言ってペンキでも化粧でも何でもそうですが、古い老廃物をいかに素地を傷めず除去するかです。脆弱、脆くなっているものの上にいいシーラーを塗っても新品のものに塗ったものには敵いません。そもそもの素地の強度の問題です。そこのペンキの下塗り材でどのくらい新しいものに近づけるかが改修工事の肝です。

工事について

Q.基礎は(ひび割れ?)修繕できますか?

A.はい。塗装をすることで雨風を防ぐことは可能です。木造住宅での基礎は大事な部分です。雨風が入ると酸化によりもろくなります。専用の材料もあり基礎を塗装されるお客様も最近はかなり増えています。

Q.5月、6月となると梅雨の時期ですが・・・?

A.カラ梅雨の年もありますので一概にはいえません。一昨年は梅雨の時期に2、3日しか降らなかったりもありました。一方、9月に20日以上雨が続くという年もありました。工期は10日~2週間なので7日前後晴れが予想出来たら着工させていただきます。

Q.家の色はいつ決めるのですか?

A.工事開始が近くなりましたらカラーカードをお持ちして色決めをします。現状の色にするとかご近所の何々さんのお宅みたいな色にしたいだとか、大体のイメージを考えておいていただけると助かります。迷われることもあるかと思うのでこちらからもしっかりご提案させていただきます。

Q.真冬と真夏の塗装はあまり良くないイメージがあるのですが大丈夫ですか?

A.今まで真冬、真夏も塗装してきましたがクレームはきていません。

ペンキの剥がれは水分が原因です。

外壁が剥がれる場所はお風呂の裏側の壁や塀です。塀はブロックを積んでコンクリートで穴を塞いでいますが、雨が入り込んでしまって水が浸入します。そこからペンキは剥がれていきます。水分さえなければ剥がれません。剥がれる原因は外からの漏水です。

暑い時期、朝は西側を塗って夕方は東側塗るなど気温や天候に合わせて作業をしています。

Q.水分がペンキの剥がれる原因なら梅雨の時期は大丈夫なのですか?

A.乾燥養生が大切です。1日風と薄日で乾燥させれば塗装は十分問題ありません。明らかに湿っているのに上からシーラー(下塗り)を塗るとシーラーの染み込み不足が発生します。真冬の屋根の北側で水洗いした後次の日1日で乾くかというと見て分かりません。角に水分が残っていたのにその上にペンキを塗ってしまうと仕上がりにむらができます。

Q.屋根は油性ですが臭いは大丈夫ですか?

A.臭いは上に逃げるので気にならないと思います。屋根の油性でクレームが入ったことはあまりありません。

Q.軽微な瓦の欠けや割れがあります。瓦の取り換えは必要ですか?

A.無理に修理すると逆にお家を痛めてしまうことがあるので慎重な判断が必要です。

ただ建物破損、風災には該当するので火災保険に入っている場合申請したら給付金が降りる可能性があります。

Q.小屋、離れも塗り替え回数など変わりませんか?
 

A.はい。変わりません。条件は同じです。

Q.外構も塗る種類や回数は一緒ですか?
 

A.はい。別途で見積もりした分も同じ種類、回数塗りますが通水性がある塗料を条件によってはお勧めします。

Q.玄関ドアは色を塗るだけですか?(表面がペラペラ剝がれている玄関ドア)軒天の補修はどんなですか?

A.ペラペラ浮いているのでペーパーを凹んだ部分に当ててできるだけなだらかにすることが肝心です。時間はかかります。その後塗装していきます。玄関ドアを替えるとなると2、30万円かかるのでそれよりは安くつく見積もりになっています。特段動きが悪い、鍵が壊れているということがないのであれば塗装でやった方がいいと思います。

 

軒天の破損はボードを貼っていきます。悪くない所もあるのですが今悪くなくても次の年に悪くなって台風などで軒天が飛んで行くということが過去のお客様のお宅であったので貼り替えることをお勧めします。1階部分の修繕だったら何とか脚立でできますが2階部の修繕となるとまた足場を組んで何十万とかになるので・・・

お客様にとっても二度手間になりますし結果的に損をさせてしまうことになってしまいます。

Q.4回塗りで塗膜はどれくらい分厚くなりますか?

A.25%増しです。

​工事中の疑問

Q.工事期間はどのくらいですか?

A.10日~2週間です。ただ坪数が多いお宅の場合は作業員が何人入るかにもよりますが、だいたい3~5人で3人でしたら約2週間かかりますし5人でしたら期間は短くなります。その時の状況で変わります。

Q.水洗いとはどのようにするのですか?

A.高圧洗浄機でします。(10MPA)ガンの先を近づけないと効力がないのでしっかり近づけてします。高圧洗浄機を使っていたとしてもふわっと遠くからかけるだけでは不十分で強烈な水圧で溜まった滞積物、コケやカビを根こそぎ取ることが大切です。塗替え数よりも実は水洗いが1番大切です。ごみが乗ったところにいくらいいものを何回塗っても意味がないです。

Q.水洗いして何日くらいして養生しますか?​

A.水分があると染み込みが阻害されるのでしっかり乾かします。気候が良ければ1日、24時間おけば大丈夫です。ただ、北側の日が当たらない所で冬だと2、3日乾きません。今からの時期(3月以降~)ですと心配ありません。

Q.工事期間中工事をする人たちのトイレはどうするのですか?
 

A.近隣コンビニ、スーパーのトイレを使用します。昔は近所にコンビニなどがありませんでしたが今は近くにあります。お客様のお家のトイレを使用することはありません。

Q.工事中家にいないといけませんか?いてもいいですか?
 

A.基本外の工事なのでご不在でも構いません。ただ、ドアの塗装をする際には開け閉めが必要な時がありますのでその時はちゃんとお声がけいたします。工事の最後の方になると思います。

Q.工事が始まったらお茶菓子など準備した方がいいですか?

A.不要です。お気遣いありがとうございます。

昔はお茶菓子など出さなくてはいけない風習みたいなものがあったのですが今は全くそういうことをしなくて大丈夫です。

Q.波板は一時撤去しなくて大丈夫ですか?

A.そのままで大丈夫です。下から支柱でサポートして上から人が乗っても下がらないように支えの棒をついて柱を作ってその上に道板という杉の板をひいて人が乗れるようにします。

Q.壁塗装のみで今回は屋根塗装はしませんが屋根の現状は見てもらえるということで何か問題(瓦が割れてるとか)があったらどうしたらいいですか?

A.手がかからない分は無償でさせていただきます。補修が必要な場合は別途現状の確認をしてどうするのか検討させて下さい。

Q.電気はどういう時に使いますか?        

A.雨戸のケレン作業(塗装部分の表面を均一に滑らかにすること。新しく塗り替えた塗装を剥がれにくくする効果があります。)をする時に電動工具を使う場合があります。その時は電気をお借りします。

洗浄機はエンジン式なので基本的にお借りすることはありません。お水はお借りします。

 

​料金について

Q.見積もりは税込みですか?
 

A.はい。税込み価格です。

Q.支払いはいつすればいいですか?
 

A.着手金で半金頂いています。引き渡しの際に保証書をお渡ししますのでその時に残りのお支払いをお願いします。

ご集金かお振込みどちらがいいかお選びください。振り込みの場合大体の振り込み日時を教えて下さい。ご入金されましたら事務の者がご入金完了の連絡を致します。

Q.広告の99万円というのは本当ですか?

​はい。当店の標準仕様は99万円です。お客様のお宅の状態にによっては別途で料金がかかる場合もあります。

​Q.工事後の料金の追加請求はありませんか?

A.はい。追加で料金がかかる場合は都度ご相談致します。例えば、ドローン調査では見つけられなかった壁のひび割れなどが洗浄した後に見つかることがあります。その場合はお客様に確認していただき再見積もりを致します。お客様のご了承をいただかない限り勝手な工事は致しません。

​契約について

Q.契約書はどのようなものですか?

A.見積書類の金額を確認して住所、名前や工事予定日などを書いていただきます。

弊社控えとして契約書の写真を撮らせていただきます。

​保険について

Q.火災保険、地震保険は修理の保険ですか?
 

A.修理保険ではありますが必ず給付金ですべての破損を修繕できる訳ではありません。

火災保険は生命保険と一緒で資金使途がありません。地震保険、火災保険も修理が前提ではありますが使途の法的制限はありません。土砂で流された修繕不能の家屋にも給付されることから、生活支援金の意味合いもあります。

Q.保険の調査の時は来ますか?

A.当店は工事会社なので現状状況の調査報告書をおつくりするだけです。

Q.地震でのひび割れの保険申請期限はありますか?

A.はい。保険法では3年です。ただし、遅延理由書というものがあり遅れた理由を書く用紙があります。

遅延理由書の内容→知らなかった。海外旅行に行っていた。知識がなかった。~など

ひびが入ったことに気づくまでに時間がかかることを考慮されています。

Q.被害の原因が分からない場合はどうするのですか?

A.直近の日にちの近い大きな風や台風を当てはめるしかありません。というのも、いつ被害を受けたというのは誰にも分からないからです。

​アフターフォロー

Q.気になることがあったら相談していいですか?

A.少しでも気になる点がある時はご相談されて下さい。不具合がありましたらすぐご連絡下さい。(台風が来て雨漏りしている、樋が壊れている、瓦が割れているなど。)保証書はしっかり保管しておいてください。

​販売について

Q.ペンキは薄めますか?

​A.はい。(5~15%)

水性塗料→水

溶剤系塗料→塗料用シンナーなど

​だいたいの区分ではありますが、このように塗料の種類によってうすめ液が変わってきます。まずは使用される塗料の種類をご確認下さい。

Q.一斗缶1個でどのくらい塗れますか?

​​A.種類や塗装する場所の材質にもよります。

例えば、窯業系サイディングボードなどの塗替えの場合1kgの下塗り材(シーラー)だと約0.2~0.4㎡分、上塗り材1kgだと約0.11~0.13㎡​分です。上塗りは2回塗った場合です。使っている塗装材にもよるのでまずは使用される塗料の種類をご確認ください。

Q.外壁の塗料は内装塗装にも使えますか?

​A.はい。使えます。内装の塗料を外壁に使うのは耐久性の面で心もとないですが逆は問題ありません。

​その他疑問

Q.錆ついた換気口の塗装はできますか?

A.はい。錆止めした後に上塗りをします。

Q.破風は風当りが強いから剝げているのですか?(破風に木材を使っているお宅)

A.そうです。近年の家は破風に木を使いません。木は建築部材の中で含水による挙動が大きいのでペンキが新しいうちは挙動に追従しますがペンキも時間がたつと固くなるので動きについていけずにパリッと割れてしまいます。その割れたところ更に雨などが染み込んで加速度的に汚くなってしまいます。木破風は特に定期的に塗ってメンテナンスをしないといけません。

Q.軒天の剥げているところがありますが全部修繕ですか?

A.軒天全部塗るのではなく1部修繕で基本大丈夫です。

​Q.シャッターはどのペンキで塗りますか?

A.ペンキは安いものほど弾性があります。シャッターは巻き込む時に引っ付いて、下りる時に剥がれてしまいます。巻き込み型のシャッターは自動車用の塗料を使います。

Q.瓦屋根は長持ちしますか?

A.1200度で焼いた瓦は素材が石です。石は無機(燃やして炭にならないもの)なので100年、200年もちますがつなぎ留めているボンドもしくはセメントが約30年でダメになります。一生ものであって一生ものではないということです。

Q.工事の相談をしたい時はどうすればいいですか?

A.会社のオフィシャルlineアカウントに登録して頂くと営業担当と連絡が取れます。もちろんお電話でもお気軽にお問合せ下さい。

Q.会社の場所はどこですか?

A.旧3号線沿いの福間駅と東福間駅の間です。福岡県立光陵高校の近くでケーキ屋ANさんの隣です。緑の看板が目印です。

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